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青森市で活動する劇団エゴイストの代表高橋康子と、時々その仲間たちが綴るよもやま話。


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あの子は朝までバタフライ。

昨日、NHKの「スタジオパークでこんにちは」に、高見のっぽさん(映さん)が出ていました。
去年からロングランで「みんなのうた」にて放送されている「グラスホッパー物語」でのっぽさんは唄、踊り、振り付け、出演をされています。
もう、あの、のっぽさんが、元気で、歌って、踊って、喋る。
それだけでわけもなく涙が出てきてしまうのです。
曲は哀調を帯びたワルツで、ノッポさんによる詩は「羽を広げて外に飛び立とうよ」という優しさにあふれたメッセージです。視聴者の方から「これは日本のシャンソンですね」という声がありましたが、まさに…。
その番組では、ゴンタさんに感謝状が送られ、ゴンタくんと一緒?に、のっぽさんがぴょんぴょんばったをあの頃の様に作ってくれました。司会の有働さんも、童心に帰ってしまわれていましたよ。すばらしいと評判のタップも踏んでくれました。やはりフレッド・アステアに憧れてタップをはじめられたそうです。「ダンスの神というものがもし人間のカタチをしているのなら、それはきっと、フレッド・アステアという人なのだろう」とおっしゃっていましたが、まったく同感です。
アマゾンに行ったら、グラスホッパー物語のCDつきDVD、あったので買ってしまいました。
NHKみんなのうた「グラスホッパー物語」 NHKみんなのうた「グラスホッパー物語」
宮川彬良 (2006/01/18)
ポニーキャニオン

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のっぽさんを通して、のっぽさんをとりまくたくさんの子供たち、かつて子供たちだったひとたち、かつて子供だったのっぽさんが見ていたアステアの燕尾服を着こなした肩のライン、などなど、色々な「のっぽさんが見てきたもの」を私たちもきっと見ているのだろうと思いました。
美輪明宏さんと齋藤孝さんの本「人生讃歌」に、
「80代の人間が幼児にメッセージを発すれば、そのメッセージは150年くらいの効力をもつ」
という記述があり、それは例えばこういうことなのか、とのっぽさんを見てわかりました。

ある時期を過ぎてからのエゴイストのテーマは「生きていくということ」と自分では思っています。別館の小梅のたよりのにも書きましたが、「人間、生きていればままならないこともある。そしてそこを越えて、どう生きていくのか?」という視点に立って、作品を作っていきたいな、と基本的には思っております。

そんなことを考えると、柳原陽一郎さんの「ふたたび」というアルバムは、とても聴いてみたい作品です。

ふたたび ふたたび
柳原陽一郎 (2005/11/02)
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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「さよなら人類」でなんだかとても有名になってしまった唯一無二のバンド、「たま」で鍵盤を弾いていた柳原さん。途中で「たま」を脱退して、ソロに転向。「たま」も数年前に解散してしまいました。
そんな中で人生色々あったでしょうけれども、いま、ふたたび、たま時代に作った自分の曲たちを、自分でカバーしてまた新しくアルバムにする。
作る人にも、聴く人にも、何が変わって、何が変わらないのか、自分のここ十何年を思い返す作業、そしてこれからの同じだけの年月を思うことのできる作業だと思います。
だから有頂天の昔の音源じゃなく、今の私は柳原さんの去年のこのアルバムを買おう。
私が「これまでの公演」のコーナーで色々な作品を「また再演したい」とか書いてるのは、きっと、こういう検証作業を時折してみたいから、なのでしょうね。その割に再演、ほとんどしてませんけど。18歳のモラトリアムとだるまさん2くらいかな?かなりマニアックな公演ですが…。

のっぽさんが試聴者からの質問で「若さの秘訣は?」と訊かれて開口一番に「年を取らないことです」と答えていました。
「天井桟敷の人々」という映画で(寺山修司の劇団じゃなくてフランス映画です)「どうしてそんな魅力的なのか」みたいに聞かれたヒロインが涼しい顔して
「いきいきしてるだけよ」
と答えていたのをなんとなく思い出しました。

まあ、みなさん。
生きているとたまにはしんどいこともあるかもしれませんけど、
そのうちいいこともあるかもしれませんから、
だらだら生きていきましょうよ。ね。
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