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青森市で活動する劇団エゴイストの代表高橋康子と、時々その仲間たちが綴るよもやま話。


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芝居をつくる仲間たち・照明

今日は照明のお話をします。

エゴイストの舞台には、よく「転がし」が登場します。
転がしというのはフットスポットとも呼ばれ、地面すれすれの所にべたっと置いた(ように見える)ライトの事です。

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エゴイストをはじめる前、高校卒業の頃、当時の支木さんのアトリエをお借りしての公演で、稽古中にたまたま白い変わったカタチの照明が目にとまり、I川さんに「これなあに?」と聞いて「フットスポットだよ」との答え。高校生の傍若無人さで「見てみたーい☆」と言ってすぐにつけてもらい、「これ公演で使う~」と即決。それからは、転がしを使っていない公演の方がエゴイストでは少ないのではないかな?というくらい使っています。
例えて言うなら懐中電灯を顎の下から照らしたときのような、光の軌跡やバックに照らし出させる影絵のような役者のシルエットなど、地灯りだけでは出せない面白さが気に入って、場面転換やクライマックス、テレビの灯りに見立てたり百合が咲いたことをあらわしたり。

これはおさるのジョージが照明を何色にするかカラーフィルター(私たちはゼラと呼んでいます)を選んでいるところ。
06052602.jpg

一番使用頻度が高いのは薄いブルーです。
照明を通すと、青みのかかった白い光になるので、役者の顔を明るく照らしつつ幻想的印象的な効果を生み出してくれます。
それに時折、どピンクやビリジアーンなどの、くどい!色をさし色にしてみたり。
普通、文化ホールくらい大きなところでは、地灯りもアンバー(茶色がかったベージュ、と言えばいいのでしょうか、琥珀色、と言えばいいのでしょうか。色々なバリエーションがあります)やらブルーやら、様々な色の組み合わせで成り立っているのですが、エゴイストのような小さい舞台だと「生」(カラーフィルターをかけない電球そのままの色)のみで地灯りを作ることが多いです。
が、普段前回公演の「百年経ったら」では、地灯りにピンクを混ぜてみたりブルーを入れてみたりして、例えば春爛漫のシーンではピンクを強く、雨のシーンではブルーを、というように変化をつけてみました。

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手前に見える茶色っぽい四角い機械が照明の調光機です。
公演のたびに、照明機材は調光機からコードまで、すべて業者さんからお借りします。
6回路分あるフェーダーを上げたり下げたりして、色々な灯りを作り出します。
舞台においてある照明が6回路で足りないときは、その都度コンセントを差し替えたりする場合もあります。
稽古で見慣れているはずの役者の演技も、衣装つけて、メイクして、本番の劇場に立って音楽を入れて照明を上げるとき、「あ、この芝居はこういうカタチだったのか」とぽっと立ち上がる瞬間があって、照明担当のスタッフはそのへんに醍醐味があるのかもしれません。
「私もエゴイストでフェーダー上げたり下げたりしてみたい!」という方、いらしたら是非ご連絡くださいませ。
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