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青森市で活動する劇団エゴイストの代表高橋康子と、時々その仲間たちが綴るよもやま話。


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百花の宴

気づけば一ヶ月近くも経ってしまいましたが、無事に東京に行ってまいりました。
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はじめての浅草、雷門。活気がすごくてお祭りみたいでした。また今度ゆっくり行きたいなー。

今回の旅の目的は、
昨年6月に亡くなってしまった速瀬れいさんの追悼ティーセレモニー「百花の宴」に出演させていただくこと。
人形作家であり、女優、モデルとしても活躍中の由良瓏砂さんにお声がけしていただきました。
ろぅささんとは速瀬さんが主催していた文芸誌「Ripple」などを通じて知り合いました。
現在は、神秘幻想的演劇ユニット「MONT★SUCHT」(モントザハト)主宰として、精力的に活動を展開されており、速瀬さんの作品の舞台化にも取り組んでくださっています。

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右側が由良瓏砂さん、左側が相手役の神崎悠雅さん。とても絵になるおふたり‥。
こちらは速瀬れいさん作の「百花の宴」が終わり、カーテンコールをするところ。
このほかに瓏砂さんがソロで「蛍硝子」(エゴイストでも何度か上演しています)の朗読を。
そして高橋康子は「のちの雛」を演じさせていただきました。

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当日の舞台セットはこんなかんじ‥。
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真夜中の朽ちた秘密の実験室。
屋根裏の散歩者がのぞき見たものは一体どんな夢だったのでしょうか。
とても大掛かりで、凝っていて、素晴らしい設営でした。

会場は東京、浅草橋の「パラボリカ・ビス」というギャラリーです。
「夜想」といういつもとても素敵な特集を組まれている本があるのですが、そこの編集局でもあり、お店でもあり、耽美で美しいものやちょっと不思議なものの展覧会や表現ライブなどをする場所で、この3月は、速瀬さんともとても親交の深かった漫画家、長田ノオト先生の個展を一ヶ月まるまる開催、そして週末ごとにいろいろなイベントを開催し、総監督の瓏砂さんと「MONT★SUCHT」の皆さんは本当に大活躍。大変だったと思いますが素晴らしい個展、イベントでした。おつかれさまでした。

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百花の宴では、速瀬さんと古くからの顔なじみで、東京・神田にかつてあった伝説のギャラリー、「デルタ・ミラージュ」で喫茶を担当されていたティーブレンダーの熊崎俊太郎さんが素晴らしい紅茶の数々をご披露してくださいました。熊崎さんは紅茶の世界では「紅茶王子」「紅茶の貴公子」と呼ばれて、ますますご活躍の場を広げられているそうです。

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速瀬さんの肖像にティーソーダで献杯。(熊崎さんの写真をお借りしちゃいました)
速瀬さんのこの美しい写真は遺影でもあったそうです。
ちなみにこちらのいでたちは結婚式‥ではなくて、ミュージカル「エリザベート」より、鏡の間から登場する皇后シシィの様子です。このミュージカルのなかでもひときわ美しく豪華な衣装で、
「私の人生は私だけのもの」
と、ハプスブルグ家に嫁いで皇后となっても、決して王家おとなしい人形にはなろうとせず自分の誇りを貫いたエリザベートが大変に美しい名場面です。

要するにコスプレですよコスプレ!!
もう、ほんっとにお茶目さんなんだから!!


速瀬さんからは歌舞伎や宝塚や、ほんとうにいろいろなことを教えていただきました。
速瀬さんの知識量や思いやり、優しさ優雅さというものには私はあと50年程度では到底追いつけないとは思いますが、おしえてくださったことや預けてくださったことを、今後ゆっくり勉強していけたらと思っています。

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神崎さん撮影。紅茶のハイライト「蛍硝子」。
朗読会のラストに披露された「蛍硝子」。
速瀬さんが生きているうちに最後に出版されたのがこの作品となりました(発表自体は1992年ごろです)。
それにちなんで熊崎さんが特別に作ってくれたのがこちら。
ルネ・ラリクのオパルセントグラスの仄青い儚さ妖しさが、見事に表現されていました。
そして、とても薫り高いやさしい味がしました。

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どくんご界隈からはまほちゃんとりーさんが来てくれましたよー!!

速瀬さんが亡くなってしまったということをまだまだご存知ない方々もたくさんいらっしゃる様子で、終演後に「えっ、追悼会?」というツイートをされている方もいらっしゃいました。
また、今回のセレモニーを通して、はじめて速瀬作品にふれた、という方もたくさんいらっしゃったと思います。
速瀬さんの肉体なり存在なりがこちらにあるのかあちらにあるのか、ということはひとまずおいておいて、
こちらに遺されたものができることは速瀬さんの作品をつなげていくことだと思いますので、
私も微力ながら、今後とも今までどおり、速瀬さんの作品を皆さんに紹介していければなあと思っております。
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