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青森市で活動する劇団エゴイストの代表高橋康子と、時々その仲間たちが綴るよもやま話。


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なべげんさんを見てきました

今日はなべげんさんの工藤支店公演をみてきましたよ。
千夏さんときちんとご挨拶するのは今日がはじめて。お声がけして頂いてありがとうございました。
まだまだ公演中なので続きは別窓で。
お芝居はしずかちゃん、大林洋平さんの二人芝居で、時々ゆかこさんが絡む。(日祝の昼公演は女子の役を入れ替え戦)
静香ちゃんは小花柄のノースリーブでひざの出るひらりんワンピ。アクセサリーも多めで、たいそうかわいかったです。
本町あたりの30過ぎているであろうキャバらしき店の嬢で、一元の客に見初められ、口説かれ、転落していく物語。
男は静香に、自分はシャリマールから来たと名乗り、王子様(皇太子殿下?)の后候補を探している、こんなところに候補がいるとは思わなかった…と工藤さんを丸め込み、工藤さんもそれを受けて、お后教育が始まる。
45分くらい経って、そろそろ次の展開がほしいな…というあたりで、もうひとりの工藤さん、事務服のゆかこ嬢が登場。(場所の設定がどこなのかちょっとわからなかった)絶妙の空気感の切り替え。
「あんたいくら取られたの?」
「早く目を覚ましなさいよ」
と静香に告げ、男を罵倒し、かと思えば甘く見つめて男に寄り添い、彼の髪をなで、あちらの言葉で愛のささやきらしきものを一言交わして去ってゆく。

ゆかこさんは、ちょっとびっくりするくらいうまいです。
あれだけうまいと、「何もしていないような演技」ってできるんじゃないかなあ。
微笑んだ目の奥が憎んでる、とか、無表情の髪の先が愛してる、とか、そんな表現ができる女優さんだとお見受けしました。

で、お決まりのパターンで、男は静香にうまいこといってお金をかり始め、それが数万から数百万へ広がり、静香は店の金に手をつけ、「まだばれてないから私を早くシャリマールに連れてって」「わたし、会ったこともない王子様より、私の幸せを考えてくれる貴方が好き」と迫ります。
男は
「明日の夜、10時半。駅に来て」
と告げます。

そしてその後二人がどうなったか…までは書かれず。
豚肉夫婦のくだりは工藤さんの脳内なのかな?
ほんとの工藤さんは、婆になってもどっかの飲み屋で、ああやって彼との出会いを話しつづけているのかしら。

芝居としては皆さんかなりうまいです。ちょっとレベルが違う。東京の観客にもまれているという感じ。
個人的には、静香ちゃんの芝居に、
「わかってるけど、だまされていたいから知らないふりをしている」とか、
「お后教育を受けている間は、彼の側にいられるし、大事にしてもらえる」とか、
そういう心の機微まで目や表情や首の傾げ方、あるいは手先かもしれないしスカートの動きなのかもしれないけれど、そんなもので、
「いつから、どんなふうに鈴木を好きなのか」
が見えてくるとなお素晴らしかったと思いました。

黒か濃紺のレースの布を紗幕にしていて、それが大変美しく印象的でした。照明も綺麗だった。

男ともうひとりの女が夫婦トークしているのを見つめている静香ちゃんが良かったです。無残な感じで。
関係者の皆様、千秋楽までがんばってください。
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