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青森市で活動する劇団エゴイストの代表高橋康子と、時々その仲間たちが綴るよもやま話。


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今年の母の感想

去年のどくんごが「ヒット曲」だとしたら、今年のどくんごは「間奏曲」「変奏曲」という印象。
去年までの流れがあって、今年があり、これがさらに来年以降、どう変容していくのか/いかないのか、楽しみな公演でした。
去年あれだけ鮮烈な印象を与えてくれたみほしちゃんもいない、時折さんまでいない、半分は新メンバー、ということですが、ちゃんと「どくんご」ですので、これからご覧になる方はご安心を。
以下、母の感想をつらつらと。激しくネタばれ、かつ生意気です。




せーの、たっ

で相変わらず本編は始まります。ここから一気に異次元へ行ける感じ、大好き。
生音シンバルがすごくいい効果を出していました。

【ヨヲコちゃん】
多分、すごく器用な役者さんで、いろんな引出しを持っていて、いろんなテイストの芝居、役柄を演じられるかたなのではないかな。
器用なだけに、方向を誤って「小器用にまとまってしまう」ことなく、わんぱくでもいいからたくましく育ってほしい。
大きくて豊かなヨヲコであればいい。
どくんごに上陸したセクシータイフーンという感じで、新しい風は確実に持っていると思います。
まだまだ、俺に見せてないあんなヨヲコやこんなヨヲコが居るだろう。
少しずつ、一枚一枚ベールをはぐように、俺たちにもっと見せておくれよ…。
あれからニュースで「国民の」って聞くとちょっとにやけます。
けんちゃんとなんだかセクシーなことになっててちょっとどきどきした。
豊かな肉体で堂々とセクシー系をやってくれると、励まされる女性はたくさん居るんじゃないかなあ。私も安心して露出できるしw

【やなぎー】
大きな声が出ているんだけど、なんとなく、体の中が、固まっているかこわばっているところがあるんじゃないかなあ。暑かったから?
声が「出る」のと「張り上げる」のとは違うような気が。
例えば、体の中に一種の余白とか空洞とかゆとりとかがあって、会場や観客の「気」を吸って、自分の中に循環させて出す、という作業がないまま、ひとりのシーンは、ひとりで舞台に立って、ひとりで演じてしまっている、ような気がした。それだと、どこの会場、どんな観客でも、「一緒のやなぎー」になってしまってなんかもうひとつ面白くないかも。ひとりのシーンであっても、決してひとりで舞台に立っているわけではない。すごく遠くまで大砲が飛ぶ日もあれば、なんとなく不発の日があってもいいと思うし。
どくんご「風」の芝居なんか別にしようとしなくていいのよ。これはやなぎ―に限らず、今までのどくんごに登場した何人かの役者さんに思ったこと。
ちょっと異質だったり、ちょっと浮いていたりする個性があっても全然かまわないと思う。
なんかもうちょっと、抜けてる感があると見ている分には楽でした。

100万個同じことをしたら同じニュアンスが出る?そんなことないの。魂とか、心という糸で縫い付けないと雰囲気出ない(坂東玉三郎)
テクニックじゃないのよ。愛なの(美輪明宏)

【2B】
今年初登場なのにいわゆる「どくんご役者」の香りがあるのは何故?と思っていたら、子供のころからどくんごの芝居を見て育ったそうな。若いのに、私よりどくんご歴が一年長い。
セールスマンのシーンは、何が出てくるかわからない緊張感も保ちつつもゆるっとしていて、見ていてとても楽しかったです。去年の「おみやげ」に匹敵する面白さ。
2Bは力を入れたり抜いたり出来るところがとてもいいと思いました。継続して見ていきたい役者さんです。
うちの甲(かぶと)君が「『型』でやっているとすれば、猫背のとこだな。別にまほちゃんとかは猫背じゃないじゃない。尺下げ?丹田が下がっていて重心が下にあることと猫背であることは違うんじゃないの」「もしまた彼に会うことがあれば、シャンソン歌手(のDVDか何か)を見せたい」と言っていました。
やっていくうちにどんどん華がなくなっていっちゃって、デビューのときが一番輝いていた、という役者さんをたくさん見てきたので、そんな風にならないで、これからもっともっと綺麗になって大輪の華を咲かせてくれればいいなと思いました。また見たい役者です。

【さっちゃん】
「掃除機が綺麗でびっくりした」(甲くん)
人魚姫の次の年に掃除機、っていうところが、チャレンジングでいいと思いました。
もう、私などがさっちゃんに駄目出し出来ることなど何もないです。
ほんとうに個人の感想としては、そろそろ、違う系のコスチュームも見たい気もするし、今の路線をずっと続けられる分続けるのもいいと思うしー。
まあとにかく、事故や怪我や病気に気をつけて、健康で長く続けてください。角度的に踊る姿を今年はあまり凝視できなくて残念。さっちゃんの踊り大好き。
あれだけみんな踊れるんだから、オリジナル振り付けも是非見て見たいかも。貴方ならジャズでもベリーでもなんでも出来る!

【けんちゃん】
普段は静かでやさしいお兄さんだからあまり思わないけど、冷静に考えたらあの風貌、いかにも「見世物小屋の怪しいおじさん」だよなー。
小さい女の子、泣いて帰っちゃったし。
何人かのお客様の感想を拾っていて、何割かのお客様はテント芝居で「狂気」とか「死の匂い」とか「ついて行ったら破滅しそう…でも」「帰れなくなってしまう感じ」という雰囲気を味わいたい。のではないかなーと思いました。
だから、けんちゃんの、あやしくてうさんくさいかんじ、というのがすごくいいのではないかな。
今年は毒薬を飲めなくて残念。
3人のシーン、って見てみたかったから黄色カッパの二人、絵的にすごく良かった。
髪が抜けたときには不覚にもびっくりした。

【まほちゃん】
モノローグよかった!
私、芝居見ていても台詞をろくに聞いていない不真面目な観客なので、台詞の中身はあんまり覚えていないのだけれど、モノローグかっこよかった。
かわいいサディスト、という路線はかなり新鮮。ぞくっとした。踏まれたくなるお客様の気持ちもわかる。
あのモノローグで背景に雷鳴がとどろいたら最高だろうな、と思ったけれど、残念ながら本番には間に合いませんでした。
衣装もかわいかった。
モノローグのところの音楽もすごく良かったなー。
どくんごはいつも音楽がいいので、台詞・芝居と音楽との関係がどのように構築されているか気になる。
どんなお稽古しているのかすごく興味あるけど、鹿児島は遠いし、冬の上場は寒かろうし。

ひとりひとりについての感想は、ざくっと言うとそんな感じでした。
甲くんは「もっとみんなが絡んでいるところが見たかった」みたい。
私は、「えっ?どくんごでこの編成のシーン?」というのも見てみたいかも。例えば女子だけでガールズトークとか。例えばね。基本、ひとりか二人のシーンと全体のシーンなので、あれ、ちょっと意外だな、っていう、ドラムで言うフィルインっていうの?的な感じで。

と、長々といいたい放題生意気に書かせていただきましたが、
とにかく元気で、無事に旅が続きますように。

お天気、うまくいじれなかったらごめんなさい。
みんなでどくんごの公演地の天気を念力でよくしよう!
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康子

あ、あとね、野原に放たれた役者たちがなんだかとっても良かった。

2010/09/02(木) 18:27:07 |URL | [ 編集]

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