プロフィール

エゴイスト

Author:エゴイスト
青森市で活動する劇団エゴイストの代表高橋康子と、時々その仲間たちが綴るよもやま話。


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


ブロとも申請フォーム


ブログ内検索

梅ちゃん「青空姫」

さーて気合入れて書きますよー
言っておきます。かつてない超・長文です。お時間のある方だけどうぞ。

先週の金曜日は、仙台へ。
梅ちゃんこと梅垣義明さんのライブ「青空姫」へ行ってきました。
中には梅ちゃんのことをご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんね。
ワハハ本舗という劇団に所属していて、ドラアグクイーンみたいなメイクして綺麗なドレス着て、色々な楽しい?迷惑な?ネタを繰り広げながら歌う…という芸を20年続けていらっしゃる方です。
今年は梅ちゃんの歌手生活20周年という記念すべき年なんですよ!
いちばん有名なネタはなんといっても「ろくでなし」を歌いながら鼻から豆(春日井のグリーン豆)を飛ばす。というもの。これがコントロール抜群でよく飛ぶ!
私は早いものでもう15年ほど応援しています。浮き沈みの激しい芸能界にあって、ライブにこだわって20年、というのはすごいことだなあ、とあらためて思います。

今回はじめて行った会場の電力ホールは、仙台の中心部にあり、高速道路からも駅からもアクセス良好。隣は駐車場。目の前はバス停という大変通いやすいところ。一時間ほど一階のカフェでバスを見物しながら時間をつぶす。「天然ガス」で動くバス、なんてはじめてみたのでやや興奮。

梅ちゃんのステージは色んな意味で(笑)観客と縁者さんとの距離が近い大変賑やかなライブで、時には色々なものが飛んでくるので「ファンは汚れてもいい格好で行く」というのがお決まりなのですが、私は毎回リスペクトの思いを込めて、ドレスアップして行くことにしているのです。そうすると梅垣さんは私には汚れるようなものはかからないように配慮しながら歌ってくれて、本当に優しい方なんです。
17時半になったので会場へ。機材チェックでまだ開いていないので並んで待つ。一番乗りで行列の一番前に並ぶなんて、追っかけみたいね。(おっかけなのか?)
電力ホールは青森市民文化ホールをふた周り弱ほど大きくしたようなワンフロアの会場。1000人ほど入るらしいがいい具合にこじんまりしていてここなら梅垣さんも走り回りやすそう。

そして、ライブがはじまった。

ツアーは10月まで続きますので、ライブレポは別窓で。
舞台には大きな鏡(白雪姫に出てくるような)と雲のつりもの。
冒頭は同じワハハ本舗所属の柴田理恵さんのナレーション。

「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番迷惑な人はだあれ?」
「それは青空姫です」

…むかしむかし、あるところに青空姫という声のきれいなお姫様がいました。
青空姫はみんなに迷惑をかけるのがだいすき。でもなぜか、みんなに迷惑をかければかけるほど、周りのみんなは大喜び。
或る日、天の神様の前で鼻から豆をとばしたところ、神様に当たってしまい、神様の逆鱗に触れ、

「おまえは人間となって、人間界に降りるがよい!!」

といわれてしまったのです。

…というプロローグがあり、選ばれたのは60~70代くらいの女性。(つまりは初老のおばあちゃま)
その方が舞台に上げられるのと同時に梅垣さんの声。
「若くて綺麗な女性になるならまだしも、こんな地味なババアに姿を変えられてしまったの…」

ここで通いなれてるファンは「え、オープニングが女性!?」とびっくり。

ここでお決まりの
「魔法を解くには王子様のキスが必要なの!」と歌姫の声がして、「ばばあとじじいじゃ絵面が悪い」と選ばれた20代のさわやかな男性が舞台にあげられる。
姫の声「おでこでいいです、おでこでいいですからキスを!」
と、公衆の面前でキスをする見ず知らずの二人。
噴出するドライアイス。光の中におばちゃまが消えると、そこには麗しの青空姫の姿が!!

一曲目は金髪のロングストレートのウィッグ。とっても素敵な白のドレス。頭に雲の被り物をかぶり、そのてっぺんからドライアイスの煙をもんのすごい勢いで噴出しながら客席を練り歩いて歌う。 
「今晩は!コウダクミです!!」
遅刻してきたお客様をいじったあと、キューティーハニーみたいな格好に着替えて
「シェリーにくちづけ」
馬鹿でかい風船がこれでもかこれでもかこれでもかこれでもか…と出てくる。
ちなみに中には龍角散の何も入っていない、いたってプレーンなものでした。
曲が終って「この服可愛いと思う人!」
一人のこれまた初老のおばちゃまを選んで、その衣装を着せる。
勝手の分からないおばちゃまに「服は脱がなくて良いです!!!!」
ピンクの外はねウィッグ、エナメルのミニスカートに着替えたおばちゃま、
「今日はその格好で最後まで観ていなさい!!

あと結構記憶飛んでいるので印象的だったところを…。

「なぜあんな良い曲をそんに風にしてしまうんだ!」と言われるが、それはこの曲を本当に大好きだからなんです!と言ってセットが現れる。
そこにはお墓。
キラキラのドレスを着て、墓前に手を合わせる梅ちゃん。

♪私のお墓の前で、泣かないでください…

そして客席に水を(ちょっぴり)かけたり、お客様の頭にロウソクを立てて
「あなたのことを、ロウソク王子と呼ばせてください!」
別のお客様には襟首に卒塔婆を入れて「塔婆王子です!!」

「今日は、皆さんにゾンビになってもらいます!!」
したら会場になぜか団体できていた小学校中学年の男子たちが
「やったー☆」
子どもの扱いは苦手の様で、たじたじの梅垣さん。
なぜか子どもたち相手に
「う○こち○ち○!!」
と子どもじみた言動を繰り返す梅さん。再来年50なのに…。
会場から選ばれた一人が梅ちゃんに撃ち殺され、「ゾンビよ、よみがえれ!」というきっかけ台詞でその人がゾンビになって舞台へ向かってくる。それにつれて会場の観客たちはゾンビと化し、舞台上の梅垣さんを取り囲む…。というルール。曲は多分ジプシーキングスの…曲名がわかりません。ビールのCMに使われていたサンバのリズムのやつ。
「いいですか、みんなもプロのお客さんですからさじ加減がわかりますよね?舞台に上がってくる人数は多すぎてもだめ!少なすぎてもだめ!!そのところよろしくお願いしますよ!」
…しかし、肝心の曲がはじまると、ゾンビと化した小学生の集団に「わーいわーい」と追い立てられ、ただ単に梅垣さんが会場内を逃げ回って一曲終る。たくさん打ち合わせをして舞台に上がった舞台上の我々ゾンビの意味、全くなし(笑)。

私が一番印象的だったのは井上陽水の「ジェラシー」。
男女2人ずつ、4人のお客さんが壇上へ。
そのうちひとりはキューティーハニーのおばちゃん。
ひとりは、最前列で家族6人連れでみていた男子高校生。
「皆さんに、このナイフ(ぴこぴこひっこむやつ)で私をさしてもらいます」
「美空ひばりはファンに襲われてステージを中断しました。でも私は刺されても、刺されても、起き上がります!それは…(微笑んで)歌手だからです!(観客失笑)…笑うところじゃ有りません!」
「あなたは人をさしたこともないんですか?高校生のくせに!」
などというやりとりがあって
♪ジェラシー 愛の言葉は…
ピアノの音色、姫の美しいドレス姿(実物はものすごくスタイルが良くてかっこいいんですよ!是非生のライブをご覧になってください)を照らす、紫と赤の美しい照明…。
男にも女にもなれる存在にしか演じられない、大人の愛と憎しみの世界。そんな梅垣さんならではの色気を感じました。

インターネットで各地のお客様の感想を拾っていると、かなり皆さん印象的だったみたいなのが名曲「サ・セ・パリ」。
梅ちゃんが真っ裸の上に、腰周りに透明の巨大なサラダボールをスカートのようにはいて、その中にキャベツをはじめとする生野菜が詰め込まれている。それを梅ちゃんが歌いながら客席にばら撒きながら歌う、というもの。後ろは完全におしりが丸見え。時には前からも、見えてはならないものが見えることもあるらしい…。

他にも、
杉浦哲郎さんのピアノにあわせて
「結んでひらいて」をタンゴ風(「お兄さん…寄って行かない?」「結んでひぃらぁいて、手ぇを打って、結ぅんで、その手を…上にぃ!(縛られたようなポーズ)」SMの香り。杉さんいわく「35点」続いて美輪さん風、「フハハハハハハ…何故結ぶの?何故ひらくの?教えて江原さん!」続いて癒し系・エリックサティ風。病院の先生風に「はい結んで~はいひらいて~」最後はエグザイル風。)
おじさんの股間にししおどしをつけ、ペットボトルで水を注いで
「カッ……コーン」と(エコーつきのマイクでわざわざ音を拾って)いい音で鳴らしてみたり。
今回の「姫の指示があるまで開けてはならないもの」は、色とりどりのスカーフ。
ほっかむりして、ヨロ□ビ組みたいにふって、最後梅ちゃんが大好きな永ちゃんのライブでみんながしているみたいに、放り投げてきました!

アンコールはお決まりの「ろくでなし」(鼻から豆)と「薔薇色の人生」(梅ちゃんファンの中では「ラップチュー」と呼ばれて曲名で呼ばれることは、あまりない)。
今回は「4人目の男」として小学生も一瞬上げられる。どうなることかと思ったが、小学生は無事逃走し、大人3人とのラップ越しのキスとなりました。

終演後は杉浦さんのユニットの新しいアルバム「電クラ」(今何かと話題の電車ものとクラシックの融合♪)を買って、梅垣さんとの握手会です♪
ライブが終ると、観客一人一人と握手してくれるんですよ!早くメイク落としてお風呂入りたいだろうに。本当にファンサービスしてくださるスターさんなんです。

…という感じで、仙台の夜を堪能してきました。
ずいぶん長くなりましたが、今回は青森をはじめ、諸般の事情で行けない都市も複数ある模様なので、行きたくてもいけないファンの人や、子育てや介護、ご自身の仕事や健康上、金銭上の理由などでライブに行きたくてもいけないファンの人がたくさんいらっしゃると思うので(そして、そんな人たちにこそ、梅ちゃんのライブをより深く味わって欲しいので)かなりくどくなってしまいましたが、書いてしまいました。
色々な人の話を聞いていると、「梅ちゃん」と言ってもまだまだ世の中には梅垣さんのことをご存知ない方もいらっしゃるので、時折私も梅ちゃんのことをブログにでも書いて、微力ながら応援しつづけていきたいな、と思っております。

梅垣さん。青森は無理でも、仙台だけは必ず毎年来てくださいね。
青森のドレスの女より愛をこめて。
スポンサーサイト
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック:

この記事のトラックバック URL

 | ホーム |  page top