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青森市で活動する劇団エゴイストの代表高橋康子と、時々その仲間たちが綴るよもやま話。


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劇団どくんごの2トントラック一台が19日木曜昼間、横転事故で大破しました。
幸い人は無事です。
修理不能により、中古トラックを入手すべく、緊急カンパを全国の皆様から広く募りたいと存じます。
目標額は100万円程度、期日は現在地の小倉を発つ24日火曜日までにめどが立てばと考えております。
全国の皆様、始まったばかりの旅を支えるため、どうか、お気持ちをお寄せいただければ幸甚に存じます。

劇団どくんご緊急カンパ先(ファンクラブと同じです)
〔銀行名〕 ジャパンネット銀行
〔店名〕 本店営業部(ホンテン)
〔店番号〕 001
〔預金種目〕 普通預金
〔口座番号〕 4158220
〔口座名義〕 伊能 夏夫(イノウ ナツオ)

宜しくお願い致します!
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夜の朗読会に行ってきました。

夜の朗読会行ってきました。
贅沢な時間と空間だった。
この人たちは何故舞台で朗読をするのだろう。
そして我々は何故これを見るのだろう。
さまざまな問いがあった。
出演者それぞれの肉体、精神、声、存在。
私はあんなにしっかりと舞台に座って語れるだろうかとわが身を省みる。

楽しい舞台だからよかったとか、
笑える舞台だからまた観たいとか、
もちろんそれもひとつの素晴らしさだけれど、
意味わからないけど雰囲気が独特だとか、
ビデオで観たらきっと飽きちゃうけど生で観ると声の響きが心地よいとか、
客席で肉眼で観るからこその感覚こそライブの醍醐味なのではなかろうか。

正直、演劇とか朗読とかって、
音楽やダンスのライブより静かでともすると退屈に思えてしまうこともあるかもしれないけど、
皆で一つの長い夢を作り出していると言うか、
出演者自身のオーラとか空気感とか、
そういうのはかえってダイレクトに伝わるかもしれない。
人生変わるほど感動することだってある。

誰かと会って話している時の心地よい沈黙とか、
指先とか、
煙の行方とか、
視界の隅にちゃんと私を入れてくれていたこととか、
そんなことがつもり重なって、
またいつか会える日を信じて特に約束も交わさず別れた時の残り香のような、
そんな静かな余韻を感じる舞台でした。

出演者の皆さん、スタッフの杉浦さん、主催の本間さん、おつかれさまでした。
素敵なひとときをありがとうございました。

誤字

下書きしないでブログ書いたので誤字とか文章おかしいところとかちょいちょいありますね。
「明日はいつも鬼ばかり」ではなく
「あたしはいつも鬼ばかり」と書きたかったのでした。
記事の編集がうまく出来ないのでここで訂正させてください。
次からはちゃんと下書きしてから書くことにします。

毛皮のマリーに行ってきました 2

パルコ劇場のお化粧室の壁紙は偏光パールなんだなと知れただけでもきてよかったな、とまったく変なところに感心しつつ、第二幕。

マリーと水夫のシーン。
美輪さんと木村さんの場面です。
マリーのドレスから漂ってくるのでしょうか、馥郁とした花の香り。たくさんの薔薇と、やさしい紅茶のようなお香のような、とても繊細で、切なくなってしまうような香りが。ベージュの薄物が幾重にも重なって、花で飾られて、歩くたびに衣擦れの音。今回の衣装の中で私が一番好きなのはこのシーンのドレスかも。ベージュなのにとても華やかでした。
マリーと水夫のシーンは、とてもロマンチック。バスタブの中で睦みあっているときも。
鶏姦詩人のお二人も素晴らしい美声で、朗々とした語りでした。
マリーの身の上話。
前から二列目で赤いフットスポットに照らされる美輪さんを見られる幸せ。
美輪さんのモノローグは、ほんとに、何度観ても、何度観ても素晴らしいです。引き込まれすぎてあっという間に「かつこ」のシーン終わりました。
そして、去りかけた水夫さんがマリーの下へ戻ってきて、ほんとうの恋人に。
「戻ってきたのはあんただけよ」
マリーの過去を受け入れてやさしく包み込む木村さんの演技がとても大きな愛を感じさせて素敵でした。
そして欣也と紋白。
美しい部屋の外側には、見世物小屋ののぼり、古めかしいいろいろなもの、そしてきのこ雲。
部屋の外の世界は美しいのかそれとも醜いのか。
流れる津軽三味線。
母を捨てる欣也。
床に打ち捨てられた鯉のぼり。女の子になるための雛人形ではなく男の子のための鯉のぼりであるところが悲しい。

欣也、帰ってらっしゃい。

傷ついて、ぼろぼろに鳴って帰ってくる少年。
不良たちを日本刀で切りつけ、身体をはって息子を守ります。
そしてかつて自分が味わった苦労を、息子にもさせようとしている、と自分を責めるマリー。
時は夕暮れか、いつか幼い頃聞いたであろうカラスの鳴き声。
明日はいつも鬼ばかり、と両手で顔を隠してしゃがみこむ。

ああ、
田園に死すのオープニングの子供は、かつてのマリーさんだったのかな。

欣也もマリーに声をかけ、同じポーズで並ぶ。

かくれんぼ 鬼のままにて老いたれば 誰を探しにくる村祭り

私たちみんな 老いてしまったものはかくれんぼの鬼なのかな
とすれば 明日くる鬼とは 自分自身のことなのかな

どこまでも続く静寂の中、終幕。

そしてカーテンコール。
美女の亡霊、
次々に現れる寺山世界の住人達。
女相撲とり
少年修司と和服のはつ、
犬神サーカス団とおぼしき人々、
出演者の皆さん。
白い衣装を纏った美輪さんと勧修寺さんが中央から現れ、神々しい雰囲気に。
青森らしい空気の本編からの、カーテンコールは長崎か、あるいは天上の世界か。

そんな二時間でした。

エログロアングラというよりは、それはとっくの昔に飲み込んで、極上のエレガンスで何もかもをくるんで、深い愛情がどこまでも放出されているような、そんなお芝居でした。

パルコ劇場が建て替えになるということを、実はチケット取った後で知りまして、最初で最後の思い出がこの毛皮のマリーだなんて、これからも、折々に触れて思い出すのだろうな、と思いました。

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毛皮のマリーに行ってきました。

先日は美輪明宏さんの「毛皮のマリー」を観に、渋谷のパルコ劇場に行ってきました。
もぎりの係の人からすでに劇場の専属のスタッフさんで、どの扉から入ってください、とかスムーズに誘導されて、そこからもう、都会の老舗劇場はすごいなー!と感心。
まずはパンフレットを、私の分と友人たちのお土産の分買い、ロビーでいろいろな方たちのお花を眺めて歩いていたら、バーカウンターがあって、お酒やホットドッグ、お茶、コーヒー、ソフトドリンクなどが。素敵~!
シードルを飲みたかったけど、きっとすぐ酔っちゃって青森に帰れなくなったら大変なのでアイスティーをいただきながら開幕を待ち、「ご自由にお使いください」とさりげなく置いてあるふかふかのブラウンのひざ掛けを手に、席について開幕を待ちました。
パルコ劇場は500席にも満たない劇場。
椅子の座りごこちもよくて、前の席との間隔もゆったり目。
開演前に会場スタッフさんが携帯等についての諸注意を、二度。場所を替え、人を替えて。
美輪さんの舞台恒例の
「咳をなさる場合はお口元にハンカチを当てるなどして‥」
のアナウンスもかかり、そして、いよいよ開幕。

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下手寄りにバスタブ。黒髪の毛皮のマリー。そのお世話をする下男。
美輪さんと梅垣さんが同じ舞台に立ってるー!という感動よりも、毛皮のマリーと下男がそこにいる、という自然さで、すっとお芝居に入っていけました。
美輪さんは相変わらずお美しく、お肌もすべすべでした。お声もほんとに心地いい。
梅垣さんの下男は下男というより執事というほうがしっくりくるような、端正なたたずまいでした。
そこに入ってくる勧修寺さん。若々しくも堂々とした少年ぶりで、マリーの部屋に立てる無垢な足音すらとてもよかった。
クラシカルな美少年ぶりと現代的な感性が同居していて、舞台装置の片隅に置いてある黄色いラジカセも違和感なく。
若松さんの紋白は、回を重ねるたびにどこまでもかわいらしくなっていきます。ほんとに美脚!ピンクのふわふわミニがお似合い!
そして梅垣さんの「醜女のマリー」のシーン。
赤いドレスを翻す姿が、それはもう、ほんとうに、美しかった。あの長身が後ろに蹴り上げて遠くへと飛ぶドレーブの軌跡。まるで不思議な夢を見ているようでした。
美女の亡霊たちと戯れる姿は、彼自身が作り出した妄想であり、願望であり、マリーとは自分さえも見たことのない、もう一人のほんとうの自分自身。
客席には、楽しいシーンだな、と笑っている人、
なんて悲しい話なんだろう、って切なくなっている人、
そして、こんな場面が繰り広げられるなんて知らなかった!とドン引きしている人、
色んな人がいらして、なんかとっても、梅ちゃんらしいなあ~。座組が変わっても、どんな舞台でも、梅垣さんは梅垣さんで、今まで取り組んできたこと全部、財産になっているんだなと思いました。
アンサンブルの皆さんとのショータイムは、楽しかった!エネルギッシュでみずみずしかったです。

うっかり流れちゃうと嫌なので、二幕はまた別記事で。
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