FC2ブログ

ロックミュージカル「THE CHANGE 55」

先日のゴールデンウイークは神奈川県川崎市へ。
川崎ラゾーナ内にあるプラザソルにて上演されたロックミュージカル、THE CHANGE 55を観て参りました。


IMG_1038.jpg
IMG_1040.jpg



ジェームス小野田さんと梅垣義明さんのダブル主演。
女子高生に大人気のカリスマシンガー、ショウコの殺人事件を軸に、家族愛、友情、再会を描き、昔一度は心に封印した「こんな風になりたい」と憧れ夢見る気持ちを再び取り戻すためにチェンジすることを決意する五十代男性の物語です。

還暦世代のエンターティナーから、専門学校で音楽を学ぶひとたち、中学生、主婦の方と、プロもアマもひとつになっての歌あり踊りありの舞台。全編生バンドで歌の演奏はもちろん、役者の心理描写のバックも緻密に生伴奏で奏でていきます。

35年ぶりに再会した元バンドメンバーたちが再び友好を深め、セッションして舞台に立つラストシーンです。
最後のショータイムは写真撮影okとのことなので、何枚か撮ってみました。

IMG_1069.jpg

IMG_1049.jpg
IMG_1047.jpg

バンドメンバー皆さん大変身してのラストシーン。メイク替えが早くってびっくり。

梅垣さんはグレイのスーツにキャメルのコートでダンディな刑事部長役。と思うと冒頭からの堂々たる客いじりで劇場の空気感をひとつにしていきます。主役ということでいい声でたくさん歌ってくれました。ショウコとの緊迫感ある歌の掛け合いが素敵でした。

「舞台って楽しい」というとてもシンプルで純粋で大切なことを教えてくれたとても爽やかな舞台でした。

スポンサーサイト

水曜カレーでショーポエジー晩

そして11/22日もサブライムへ。
この日の水曜カレーでショーはコスモス千葉くん主催のポエジー晩。
千葉くんは6月か7月以来、久しぶりのステージです。
出演は青森市本町に店を構える「古書思い出の歴史」さん。
IMG_9955.jpg
「月刊ムー」と寺山修司の「誰か故郷を思わざる」からの一節を朗読してくれました。
IMG_9959.jpg
二番手は最近新しいギターを買ったハセガワギターさん。フルアコ、というのだそうです。ハセガワさんは新曲も精力的に作っていてこの日もおそらく最新の曲「無理すんな」を披露してくれました。
IMG_9982.jpg
ハセガワさんとは12/16土曜日、サブライムにてスミヨシタケシ企画「ムレズツルマズ、愛ヲ歌ウ27」でご一緒させていただきます。
IMG_0014.jpg

そして最後はコスモス千葉。
IMG_0046.jpg
歌を4曲、そして詩を一篇。
サポートメンバーなしでひとりステージでひき語りをする千葉くんは珍しいのではないかと思います。
IMG_0067.jpg
よくいろんな人が簡単に「変態」なんて言ってふざけていますが、千葉くんはほんとうに本物の変態で、いろいろなことがダメで、でもだからこそやさしくて、誰にも放つことの出来ない奇妙な光を舞台で見せてくれます。その姿はまさに「カリスマ」で、誰にも真似は出来ません。知性だけでも駄目。才能だけでも続かない。「もう、舞台に立つくらいしか、自分に許された居場所はない」という圧倒的な孤独と終わりのない絶望のようなものをこの日の舞台から感じ、それはとてももろく危うく、けれどとても美しい輝きでした。
宇宙から降り注ぐ電波を肉体で感じ取れる人がごくわずかなように、そういった魅力を感じ取れる人もわずかかもしれません。
でもここに確かに「天才」は存在していて、「駄目な自分」をさらし続けてくれている。
その姿にとても感じ入った、濃密で贅沢な夜でした。
IMG_0085.jpg
IMG_0030.jpg







JAシーザーさんのライブ。

今日はお友達と青森市のブラックボックスへ。
寺山修司関連の作曲家としておなじみのJAシーザーさんのライブへ。
青森で開催なんて、ほんとうに貴重な機会ですね。
激しい曲がたくさんで、バンドならではのヘビィーなサウンド、堪能いたしました。
歌姫様もとても素敵でした。IMG_0043.jpg

夜の朗読会に行ってきました。

夜の朗読会行ってきました。
贅沢な時間と空間だった。
この人たちは何故舞台で朗読をするのだろう。
そして我々は何故これを見るのだろう。
さまざまな問いがあった。
出演者それぞれの肉体、精神、声、存在。
私はあんなにしっかりと舞台に座って語れるだろうかとわが身を省みる。

楽しい舞台だからよかったとか、
笑える舞台だからまた観たいとか、
もちろんそれもひとつの素晴らしさだけれど、
意味わからないけど雰囲気が独特だとか、
ビデオで観たらきっと飽きちゃうけど生で観ると声の響きが心地よいとか、
客席で肉眼で観るからこその感覚こそライブの醍醐味なのではなかろうか。

正直、演劇とか朗読とかって、
音楽やダンスのライブより静かでともすると退屈に思えてしまうこともあるかもしれないけど、
皆で一つの長い夢を作り出していると言うか、
出演者自身のオーラとか空気感とか、
そういうのはかえってダイレクトに伝わるかもしれない。
人生変わるほど感動することだってある。

誰かと会って話している時の心地よい沈黙とか、
指先とか、
煙の行方とか、
視界の隅にちゃんと私を入れてくれていたこととか、
そんなことがつもり重なって、
またいつか会える日を信じて特に約束も交わさず別れた時の残り香のような、
そんな静かな余韻を感じる舞台でした。

出演者の皆さん、スタッフの杉浦さん、主催の本間さん、おつかれさまでした。
素敵なひとときをありがとうございました。

還暦の歌

先日は青森演劇鑑賞協会60周年記念公演「還暦の歌」を鑑賞してきました。
作演出はインテルビスタの沼澤さん。
主な出演はオーディションで選ばれた青森県内の方々。普段から劇団活動をされている方や、朗読をしている方、初舞台であろうかたまでさまざま。
幕上がって第一印象は、大きな会場なのにみなさんよく声が出ているなーということ。
私が青森で演劇を観るようになってから25年ほどですが、「観続ける」「演じつづける」どちらにしても、踏ん張りが必要な時代に入ったと感じています。
まずは演劇を生で観る、足を運ぶという人を増やしたい。
それを受け入れる人はなんとか踏ん張り続けてほしい。
舞台に上がる人にはずっと輝いていて欲しい。だから舞台裏では何らかの鍛練を続けて欲しい。
やはり時々こういう大きな舞台があって、「みんなでつくる」という作業をすることはとても有意義だと思います。あとで振り返ったときに時代が見えてくるから。
私はこれ系の記念公演は篠崎淳之介作品に関わることが多かったので、津軽弁を軸とした大掛かりな何十年の物語。という作品を多く観て来ましたが、沼澤さんの芝居はエンカンの作業場で長机でみんなで例会に向けており込み作業をしている、というもので、とても身近で新鮮でした。個人的には架空の競技「手押し相撲」を盛り込むことで、これまでインテルビスタでやってきたこともちゃんと入ってるとこがすきでした。

青森市で演劇をしていると、青森、津軽(弘前周辺とか)を大体把握したらなんかすぐに「青森演劇界は~」って言っちゃう方が見る側にもやる側にもたまにいらして、上十三の熱さを知らずにそんな事言うな!とか、下北もあるだろ!とか、八戸方面にはあの方とかあの集団とかがいるじゃないか!とか思ってしまうことがあるので、今回の作演出やバラエティーに富んだ役者の布陣はとても嬉しかったです。おそらく稽古は集まるだけで大変だったのではないかと思います。ほんとうにおつかれさまでした。

今回の舞台に参加した人たちが3年後も舞台をよりいい状態で続けていられるためには何がどうなればいいのか、それがあっての10年後20年後だと思います。25年前「じょんがら」に出ていた人たちでまだ舞台に立っている人はごくわずかになってしまいました。

何歳の演劇も全部価値がありますが、その中でもやはり若い人たちにのびのびと自由に好きなことをやってほしいし、演劇を観に行くことが「ちょっとおもしろいこと」「なんか感性のアンテナに引っかかってること」になってほしい。

私はずーっと
「青森演劇界のオールスターキャスト」
というくくりから外れたところでだらだら変なことをやっていくので
皆さんもどうか恐れず今後ともがんばってください。