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公演間近!ベビー・ピー「ラプラタ川」青森公演

いよいよ青森公演です!

ベビー・ピーの旅芝居2019「ラプラタ川」青森公演
8月11日(日)19時開演 青森市・青森駅前公園にて 
ゲスト・高橋康子

一般前売・ご予約 2500円
中高生前売・ご予約 1500円
小学生前売・ご予約 500円
小学生未満 無料
(当日はそれぞれ500円増しです)

ラプラタ川特設サイト
https://laplatagawa.donburako.com/

↑ 詳しいスケジュール、チケットのネット予約等はこちらからお願いいたします。

当日券も発行する見通しですので当日ふらっと劇場にお運びいただいても大丈夫です。

7月に京都を発ち、北海道を経て本州へ再び戻ってきたベビー・ピー。いよいよ青森公演となります。
日本から南米パラグアイへ、時を超えた長い旅とひとびとの織りなす物語。生演奏もあります。ベビー・ピーのステージでしか見られない可愛くてキッチュなぬいぐるみ「山ぐるみ」も大活躍。ベビー・ピーとしてのテントツアーは今回が初めての挑戦となります。
1日限りの貴重な機会ですので是非足をお運びください。
劇場には屋根がありますので雨が降ってもお客様は濡れません。

写真:中谷利明
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本物のシャンソンが歌える年になりました 仙台公演

7月最後の土日は仙台へ。
梅垣義明さんの還暦記念リサイタル
「本物のシャンソンが歌える年になりました」を観に
「誰も知らない劇場」へ初めて伺いました。
映画館をリノベーションした200人に満たないキャパシティの、アールデコ調の劇場。
梅ちゃんに限らず、どんな演者さんを観ても距離感が近くて楽しめる会場ではないかなと感じました。今年開館したばかりとのことで、今後も豪華なラインナップのライブが目白押しのようです。
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会場のある階数でエレベーターを降りたとたん、歌姫様の香りが。
ふと見上げると
「本公演は梅垣のお見送りはありません。あらかじめご了承ください」の文字。
最初からそうやってアナウンスしてくれるの、親切でいいなーと思いました。

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定刻より10分ほど遅れて開演。
幕開きからワイルドなロック!ドリンクバーで頼んだジャックダニエルにぴったり。
黒いバイクでお客さんと駆け抜ける梅ちゃん。
梅ちゃんといえばシャンソンのイメージですが、シャンソンはもちろん昭和歌謡や最近の曲、クラシックのカバーやロック、演歌やディズニーまで歌いこなしてしまう音楽性の広さも大きな魅力。ニコニコ動画には青いお正月公演のろくでなしがアップされていますが、コメント欄
「この声大好き」
「普通に歌がうまい」
「歌がうまいから成立してるんだな」
という声がたくさん。

2曲目はシックなドレスに着替えて、この世を旅立って風となってしまった人が、この世に残された大切な人たちを思って歌いかける名曲。幾人もの男性たちが梅ちゃんとともに水浸しで墓前に祈りを捧げます。
水浸しになったあと(ちょっとした通り雨に当たった程度です)はすかさずスタッフの方がノベルティのタオルを「お使いください」とプレゼントしてくれるアフターケアがいつも素敵です。

今回私が好きだったのは
「別離」で梅ちゃんが客席に手放したものたちを次の「ボラーレ」で
「かえってこいよ!」とあおって客席から返してもらうキャッチボール感。
ちいさな劇場なのでそのあたりはもう、ごみ(とても綺麗な状態の弁当からなどをごみらしく作っています)や座布団、洗濯物や布団、その前の曲で登場した別れた恋人役の人形…ありとあらゆるものが宙を飛び交って阿鼻叫喚、以前それらの曲が披露されたライブなどを思い出したりもしながら、「このぐちゃぐちゃさが梅ちゃんのライブだよなー」と堪能いたしました。
そこで盛り上がってからついに封印を解かれたお楽しみ袋でのテンション高い曲、使い方が簡単で綺麗なのがよかった。(復活祭で細長い風船を渡されたときは自分で膨らませられなくてお隣の見知らぬ男性に作っていただきました)これは後ろの方の席の人のほうがより綺麗さを楽しめて置いてけぼりにならず、「今回のライブは大きな会場のために作った」と言っていたのがよくわかりました。
そしてたのしい時間はあっという間に過ぎて今宵もまた流れ星の時間。
梅ちゃんのライブはいつもあっという間に終わってしまうのですが、その分「もっと観たい!」「また観たい!」という気持ちになるところが好きです。
いろんな演者さんがいるとは思いますが、梅ちゃんの場合はマンネリズムの妙と言いますか、「いつものあのネタ」が観たい、「いつものあのMCが聴きたい」と思わせてくれて、何度同じ事をやっても、何度同じ事を言っても、いつもいつも一期一会で楽しいんですよね。そしてちゃんと新しいことを取り入れながら、久しぶりのネタもおりこんでくれたり、この演出は前も観たけど曲が違っていたり、前に何度も歌った曲だけど演出を替えていたり、何度観ても(むしろ何度も観た方が)楽しめるところが本当に練られているなと思います。枯葉をオーケストラで聴けるとは思ってませんでした。考えてみればシンプルなネタですが、四人のお客さんとのその場限りのバンド、そのときだけのコミニケーション、舞台はまさに一期一会ですね。

今回のライブの白眉はアンコールかもしれません。
コードつきマイクを持って観客に挨拶というかもはやスピーチをする梅ちゃん。
中学高校の同級生で色々なことを教えてれた大親友が今年突然なくなったこと。
ライブは非日常だけど、みんなそれぞれ生活があって、そこには現実が待っている。
みんな、また、「現実」をがんばって行きましょう、と。
そしてその後ネタなしで歌い出す「人生の扉」(竹内まりやさんのカバー)。
この先の三十年もこうして生きていきたい、という梅ちゃんの思いが伝わったような気がしました。

梅ちゃんのファンはずっと以前から、闘病中のかたや、苦しいことと闘いながら、たのしい気持ちを忘れたなくない、笑って生きていきたいととてもがんばっているかたやそのご家族の方々、というパターンが多くて、きっと仙台の客席にもそういう方がいたのではないかと思うし、もうお互いこの年になったら「年に一回元気な顔で会えたらそれで充分」みたいな、取り立てて何かを話すわけでもないけど同じ空間で同じ時間を過ごすだけで幸せ、帰ってホテルのテレビをつけたらルナシーのメンバーが
「三十年もやっていればメンバーが生きて同じ舞台に立てるだけで幸せ」
みたいに言ってましたが、本当にその通りだと思います。

今回は還暦記念ということで、もっとアニバーサリー感のある集大成的なものになるのかなと想像していましたが、いい意味で集大成感が少なく「これからも舞台に立ち続ける」「またライブをやる」「次回はミュージカルに出る」という「これからも舞台人としての生活が続いていく」という決意ですらない自然さ、そこが「これからも見続けていられる」という安心感につながって心地よかったです。
テレビを観るのがメインの人にとっては「梅ちゃんって懐かしいなー」って位置づけ、というのもネットでたまに見ますが、これだけ何十年もライブでお客さんひきつけて、舞台にミュージカルにと大活躍で、ゴールデン街劇場にも新歌舞伎座にも立って三十年ずっと現役で休むことなくステージに立ち続けてくれるとは。はじめて梅ちゃんを見た十八の夏
「この人をもっと見ていたいな。ずっと観ていたいな」
と確かに思いましたが、実際にこうやって長い月日が経ち、しかも「梅ちゃん今までありがとう」みたいな情緒じみた感慨も特になく、「いつもどおりでいつものライブ」が見られるというのは、健康や元気あってのことで、考えてみればとてもとても幸せなことだと思います。

そんなことを感じた今回の仙台ライブでした。

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土曜日に「ししおどし」という日本文化を学んだカリフォルニア出身のサムが作っているという白楽星というお酒はとても食事にあう美味しいお酒、とのことでした。

これからもゆるいペースでのんびり応援しまーす。


ベビー・ピー「ラプラタ川」青森公演のお知らせ

【劇団エゴイストが受入を担当しております】

ベビー・ピーの旅芝居2019「ラプラタ川」青森公演
2019年8月11日(日)19時開演(開場は開演の30分前)
青森駅前公園特設テント劇場にて

一 般前売り・予約 2500円(当日3000円)
中高生前売り・予約 1500円(当日2000円)
小学生前売り・予約  500円(当日1000円)
小学生未満     無料
 
【チケット取り扱い】
・青森演劇鑑賞協会
・成田本店しんまち店
・リンクステーションホール青森
・リンクモア平安閣市民ホール

・サブライム(※サブライムのみ一般券のみ取り扱い)

「ラプラタ川」特設サイトにてweb予約も承っております
https://laplatagawa.donburako.com/
「チケット」の欄からご予約フォームにお進みください。

劇団エゴイスト高橋康子へのメッセージ・メール等でもご予約承ります。チケットの手売りもいたします。

※※※※※

2016年「風あこがれ」ツアーで来青した京都の劇団、ベビー・ピーが、劇団初のテント劇場を引っさげての全国ツアーを行います。

「移住者たちが、季節の巡りも植物も風景も違う中で謡い伝える、土地の記憶の物語。
人々が描いた幻想たちが今、海を越えて夢から呼び起こされる。」

青森公演ゲストとして劇団エゴイストの高橋康子が幕間に出演いたします。

ねぶたが終わり、ほんの少し秋の香りが漂い始める青森の街に、一夜限りのテント劇場がやってきます。是非お誘い合わせの上お越しくださいませ。
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次回ステージのお知らせ

6月12日水曜日
青森市のライブハウス、「サブライム」にて行われる「水曜カレーでショー」に出演させていただきます。
ピアノ曲に乗せて15分ほどの児童文学を朗読いたします。

共演はスミヨシタケシさん(ギター弾き語り)、初対面のあきさんです。
19時開場、20時開演。椅子席です。(テーブル席とカウンター席があります)

出演者もお客様も参加費1700円、タイカレー(レッドかグリーンかイエロー。日替わりのお楽しみ)と2ドリンク付きです。
場所は青森市観光通り、みちのく銀行本店ななめ向かいのライブハウス「サブライム」です。

出演者まだ募集しています。弾き語り以外でも、カラオケやDJ、アカペラ、朗読や絵本読み聞かせ、ダンスなどジャンルは問いません。一組につき20分程度以内くらいがほどよい加減かと思います。
「水曜カレーでショー」は毎週開催されています。
初心者の方も大歓迎ですので「出てみようかな」という方は会場のサブライムまでお気軽にご連絡ください。017-773-0377(火曜定休)

サブライムには行ったことないな…という方も是非お気軽に足をお運びください。

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ロックミュージカル「THE CHANGE 55」

先日のゴールデンウイークは神奈川県川崎市へ。
川崎ラゾーナ内にあるプラザソルにて上演されたロックミュージカル、THE CHANGE 55を観て参りました。


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ジェームス小野田さんと梅垣義明さんのダブル主演。
女子高生に大人気のカリスマシンガー、ショウコの殺人事件を軸に、家族愛、友情、再会を描き、昔一度は心に封印した「こんな風になりたい」と憧れ夢見る気持ちを再び取り戻すためにチェンジすることを決意する五十代男性の物語です。

還暦世代のエンターティナーから、専門学校で音楽を学ぶひとたち、中学生、主婦の方と、プロもアマもひとつになっての歌あり踊りありの舞台。全編生バンドで歌の演奏はもちろん、役者の心理描写のバックも緻密に生伴奏で奏でていきます。

35年ぶりに再会した元バンドメンバーたちが再び友好を深め、セッションして舞台に立つラストシーンです。
最後のショータイムは写真撮影okとのことなので、何枚か撮ってみました。

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バンドメンバー皆さん大変身してのラストシーン。メイク替えが早くってびっくり。

梅垣さんはグレイのスーツにキャメルのコートでダンディな刑事部長役。と思うと冒頭からの堂々たる客いじりで劇場の空気感をひとつにしていきます。主役ということでいい声でたくさん歌ってくれました。ショウコとの緊迫感ある歌の掛け合いが素敵でした。

「舞台って楽しい」というとてもシンプルで純粋で大切なことを教えてくれたとても爽やかな舞台でした。